車検の選び方ガイド
車検は「ディーラー・ガソリンスタンド・修理工場・代行・ユーザー」の5種類。 それぞれ価格も、行きやすさも、途中で断りやすさも違います。 あなたの状況に合うのはどれか、一緒に考えてみましょう。
5種類の早見表
「行きやすさ」と「途中で断りやすさ」はトレードオフです。 行きやすい店ほど、目の前で追加整備を断りにくい傾向があります。
| 種類 | 価格目安 | 整備品質 | 行きやすさ | 断りやすさ |
|---|---|---|---|---|
| ユーザー車検 | ¥26,000〜¥58,000 | — | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| 車検代行 | ¥35,000〜¥70,000 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| ガソリンスタンド車検 | ¥40,000〜¥85,000 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
| 修理工場車検 | ¥50,000〜¥120,000 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| ディーラー車検 | ¥60,000〜¥170,000 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
※ 価格は軽自動車〜小型乗用車(〜1.5t)の目安(2026年5月現在)。車種・重量・年式・エコカー減税適用・追加整備の有無により大きく変動します。13年・18年経過車は重量税が増える点にも注意。実際の費用は必ず店舗で見積もりをお取りください。「整備品質」のユーザー車検は自己責任のため評価対象外。
5種類を1つずつ見る
ユーザー車検
自分で陸運局に持ち込む。最安・全責任は自分
整備品質
—
行きやすさ
★☆☆☆☆
断りやすさ
★★★★★
こんな人におすすめ
車に詳しい方、整備を自分でできる方、平日昼間に時間を作れる方
主な店舗・サービス
全国の運輸支局・自動車検査登録事務所
メリット
- ○5種類の中で最も安い(法定費用+少額の手数料のみ)
- ○整備内容を自分でコントロールできる
- ○車の状態を一番よく知ることができる
デメリット
- ×事前整備を自分でやる必要がある
- ×平日昼間に時間を作る必要がある
- ×書類不備・光軸不良で1度で合格しないことも
途中で断れるか?
他人に任せないので「断りにくい場面」自体がない。自分の判断だけで完結。
車検代行
整備は不要・書類と検査ラインだけ任せる
整備品質
★★☆☆☆
行きやすさ
★★★☆☆
断りやすさ
★★★☆☆
こんな人におすすめ
車を自分で整備済みの方、最低限の手数料で車検証だけ更新したい方
主な店舗・サービス
車検代行業者、行政書士事務所が手がける車検代行 など
メリット
- ○費用が法定費用+代行手数料(¥5,000〜¥20,000)のみ
- ○陸運局に行く時間がない方の代替手段になる
- ○整備しないので、追加見積もりに悩まされない
デメリット
- ×**整備は基本やらない**ので、不具合があれば自分で事前整備が必要
- ×業者によっては事故車・改造車を断られる
- ×車検後の故障時の責任範囲が曖昧になりやすい
途中で断れるか?
整備項目がないため、追加費用の発生リスクが最も低い。ただし整備不良で不合格になると別途修理→再検査の費用がかかる。
ガソリンスタンド車検
普段の給油ついでに予約できる、行きやすさNo.1
整備品質
★★★☆☆
行きやすさ
★★★★★
断りやすさ
★★☆☆☆
こんな人におすすめ
普段使うスタンドが車検対応している方、「行く店」を増やしたくない方、手早く終わらせたい方
主な店舗・サービス
ENEOS Wing 車検、apollostation 車検、コスモ石油 車検 など
メリット
- ○普段の給油ついでに予約・相談できる
- ○店舗数が多く、近所に必ずある安心感
- ○短時間(最短45分〜)で完了する店舗もある
デメリット
- ×整備士の常駐レベルが店舗で大きく異なる
- ×追加整備の判断が現場任せになりやすい
- ×店内が狭く、見積もり中に断りづらい雰囲気
途中で断れるか?
預けた後に「これも交換しないと…」と言われた時、目の前で断るのが心理的にしんどい。スタンド従業員と顔見知りだとなおさら。事前に「追加項目は電話で確認してから」と伝えておくのが安全。
修理工場車検
信頼関係ができれば一番コスパが良い。電話で断りやすい
整備品質
★★★★☆
行きやすさ
★★☆☆☆
断りやすさ
★★★★☆
こんな人におすすめ
近所に評判の整備工場がある方、長く付き合える担当者を作りたい方、「持ち込み」もOKな店を探したい方
主な店舗・サービス
町の認証工場・指定工場、コバック、ニコニコ車検 など
メリット
- ○整備士が常駐し、技術力で選びやすい
- ○「持ち込み部品OK」の店舗が多くコストを抑えやすい
- ○車を預けて帰る形なので、追加見積もりは電話で来る → 落ち着いて判断できる
デメリット
- ×店ごとに価格・対応の差が大きく、当たり外れがある
- ×場所が分かりにくく、初めて行くハードルが高い
- ×土日休みの工場が多い
途中で断れるか?
車を預けて帰る形なので、追加整備の提案は電話で来る。「家族と相談してから」と言って一旦切れるので、落ち着いて検討できる。これが行きやすい店との最大の違い。
ディーラー車検
最高品質・最高価格。新車保証期間中はほぼ一択
整備品質
★★★★★
行きやすさ
★★★★☆
断りやすさ
★★★☆☆
こんな人におすすめ
新車・購入5年以内、メーカー純正にこだわる方、トラブル時の対応窓口を一本化したい方
主な店舗・サービス
トヨタ・ホンダ・日産など正規ディーラー店舗
メリット
- ○純正部品・メーカー基準の整備で品質が安定
- ○故障時にすぐ対応してくれる窓口になる
- ○保証期間中なら無償修理が受けやすい
デメリット
- ×5種類の中で最も高い(軽で¥60,000〜、普通車だと¥170,000近くまで)
- ×「念のため交換」項目が多く、見積もりが膨らみやすい
- ×予約が取りにくい時期がある(3月・9月)
途中で断れるか?
見積もり提示後の途中キャンセルは可能だが、預けた後で追加整備の提案を断りにくい雰囲気あり。
迷ったら、この基準で
「価格」だけで選ぶと後悔しがち。「途中で追加見積もりが出た時、目の前で断れるか」を主婦目線で考えてみましょう。
🛠 全部自分でやる派 → ユーザー車検
最安(¥26,000〜)。平日昼間と整備の手間が必要。詳しい7ステップガイドあり。
📋 整備済みで書類だけ任せたい → 車検代行
最安に近い。ただし整備不良時の自己責任は重い。
⛽ いつもの店で済ませたい → ガソリンスタンド車検
行きやすさNo.1。ただし追加見積もりは事前に電話確認を依頼しておくと安心。
🔧 信頼できる整備士を見つけたい → 修理工場車検
最初は行きにくいが、車を預けて電話で追加判断できるので落ち着いて選べる。長期的にコスパ最強。
🛡️ 安心と品質を最優先 → ディーラー車検
価格は高いが、新車保証・純正部品・万一のトラブル対応で後悔しにくい。
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