車検の検査ラインの流れ|初めてでも迷わない順番ガイド
検査ラインに入ってから出るまでの流れを順番に解説します。どこで何をするか、電光掲示板の見方、検査員への合図の仕方まで。初めてでも落ち着いて受けられるようにまとめました。
検査ラインは「指示に従うだけ」です
初めてだと緊張しますが、やることは単純です。
- 電光掲示板の指示を読む
- そのとおりに操作する
- わからなければ検査員に聞く
ユーザー車検であることを伝えれば、検査員が横について 指示してくれることがほとんどです。遠慮なく「初めてです」と言ってください。
入る前の準備
ラインに並ぶ前にこれをやっておきます。
- エンジンを暖めておく(排ガス検査で有利)
- ボンネットを開けられる状態にしておく
- ホイールキャップは外しておく(下回り検査で外す場合あり)
- 車内の不要な荷物を降ろす
- 窓を開けておく(検査員とやり取りするため)
ライン内の流れ
① 同一性の確認・外観検査
検査員が車のまわりを回ります。指示に従って操作します。
| 指示 | 操作 |
|---|---|
| 「ライト」 | ヘッドライト点灯(ロー) |
| 「ハイビーム」 | ハイビームに切り替え |
| 「ウインカー右/左」 | 方向指示器 |
| 「ハザード」 | 非常点滅灯 |
| 「ブレーキ」 | ブレーキペダルを踏む |
| 「バック」 | ギアをRに入れる |
| 「ワイパー」「ウォッシャー」 | 動かす |
| 「ホーン」 | 鳴らす |
ボンネットを開けて車台番号を確認されます。
② サイドスリップ
装置の上をハンドルを持つだけで、切らずにゆっくり直進します。 ハンドルを動かすと正しく測れません。
③ スピードメーター
前輪(または後輪)をローラーに乗せます。
- 掲示板の指示でアクセルを踏み、40km/hまで加速
- 40km/hになったらパッシング(ライトを一瞬ハイビームに)
- 合図が出たらアクセルを戻す
「40km/hでパッシング」だけ覚えておけば大丈夫です。
④ ヘッドライト
そのままの位置で測定機が動いてきて、光度と光軸を測ります。 運転手は何もしません。
ここで落ちる人が一番多いです。 落ちた場合の対処は光軸・光量で落ちたらへ。
⑤ ブレーキ
掲示板の指示に従います。
- 「ブレーキを踏む」→ 強く踏み込む
- 「ゆるめる」→ 離す
- 前輪・後輪それぞれで実施
- 「パーキングブレーキ」→ サイドブレーキを強く引く
しっかり踏み込むのがコツです。遠慮すると数値が出ません。
⑥ 排出ガス
車を降りて、自分でプローブ(測定棒)をマフラーに差し込みます。
奥まで差し込んで、掲示板に結果が出るまで待ちます。 測定器はライン脇のスタンドにあります。
⑦ 下回り検査
ピットの上に車を移動させます。
- エンジンを切るよう指示される場合があります
- 「ハンドルを左右に切って」と指示されたら、その場でゆっくり回します
- 検査員が下からハンマーで叩いて確認します
見られる場所は下回り検査で見られる場所で解説しています。
⑧ 総合判定
ラインの出口にある総合判定ボックスへ、検査票を持っていきます。 すべて合格していれば印を押してもらえます。
その足で窓口へ行き、新しい車検証とステッカーを受け取って終了です。
所要時間
| 目安 | |
|---|---|
| 窓口の手続き | 30〜40分 |
| 検査ライン | 15〜30分 |
| 車検証の交付 | 10〜20分 |
| 合計 | 1〜2時間 |
混雑時はもっとかかります。半日は空けておくと安心です。
落ちても慌てない
その日のうちにあと2回受けられます(当日3回まで)。 落ちた項目だけを受け直せます。
詳しくは車検に落ちたらどうする?へ。
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