車を買い替えたら等級はどうなる?車両入替の手続きと注意点
車を買い替えても、積み上げてきた等級はそのまま引き継げます。手続きの流れ・必要書類・納車日と契約変更日を揃えるコツ・引き継ぎ忘れのリスクを解説します。
車を買い替えても、等級はゼロに戻りません
「新しい車にしたら保険も入り直し」と思われがちですが、 違います。今まで積み上げた等級は、新しい車にそのまま引き継げます。
この手続きを「車両入替」と呼びます。 新規契約ではなく、既存の契約の車を変更する扱いです。
車両入替でできること
- 契約者・記名被保険者はそのまま
- 等級(割引率)もそのまま引き継ぐ
- 補償内容や特約も基本的に引き継がれる
つまり、20等級で63%割引を受けていた人が車を買い替えても、 新しい車でも20等級のまま契約を続けられます。
等級の割引率については 自動車保険の等級 割引率早見表で確認できます。
手続きの流れ
- 新しい車の車検証を用意する
- 保険会社(または代理店)に車両入替を申し出る
- 車検証の情報(車台番号・型式・用途など)を伝える
- 契約変更日を設定する
- 保険料の差額を精算する(変わる場合)
必要なのは新しい車の車検証です。 購入前でも、納車予定日が分かっていれば手続きを進められます。
契約変更日は「納車日」に合わせるのがコツ
ここが実務上、一番重要なポイントです。
契約変更日を納車日に設定しておけば、 納車されたその日から新しい車に保険が適用されます。
逆に、これを忘れて古い車の情報のまま乗り始めてしまうと、 その間の事故が補償されない可能性があります。
納車日が決まったら、早めに保険会社へ連絡しておくと安心です。
保険料は変わることがあります
車両入替によって、次の要素が変わるため保険料も変動します。
- 車種・車両料率クラス(車種ごとに事故率に応じて決まる区分)
- 新車かどうか(新車割引の対象になる場合がある)
- 車両保険の金額(車の時価額が変わるため)
等級は同じでも、保険料が変わることは普通にあります。 買い替えのタイミングで一括見積もりを取り直し、 他社と比較してみるのも一つの方法です。
一括見積もりの正しい使い方を参考にしてください。
うっかり忘れると起きること
車両入替の手続きを忘れたまま新しい車に乗ってしまうと、 契約上は古い車のままの状態になります。
この状態で事故を起こすと、 補償の対象外と判断されるリスクがあります。
「納車されたらすぐ保険会社に連絡する」を、 車の買い替え時のチェックリストに入れておくことをおすすめします。
家族の車を譲り受けた場合は条件が異なります
同じ「車の名義変更」でも、 新車の購入ではなく、家族から車を譲り受けた場合は、 等級の引き継ぎ条件が少し変わります。
同居家族なら等級を引き継げますが、 別居の場合は条件が限定されます。
詳しくは等級承継の条件|同居と別居の違いで解説しています。
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